モタスポフリークの皆様ごきげんようでございます
チープマンでごさいます
無冠の帝王、ナンバー2、シルバーコレクター
この言葉にピンと来る人は多いのではないでしょうか?
僅かに噛み合わなかった歯車
たまたま居合わせたスゴいライバル
色々な要因がありますが、ナンバー1じゃなければ意味はないのでしょうか?
嫌々そんなこたない
世界で2番目なんてそうそうなれるものではありません
そうゆうことで今回はSBK無冠の帝王特集ですパチパチ
因みに無冠の帝王とはその分野において一流ながらもタイトルを取れなかった人という意味なんだそうです
縁が、運が、色々と惜しい人達ですね
さぁいってみましょう
ファブリッツオ ピロバーノ
SBK創世記を代表するライダーの1人
SBKが始まった1988年から参戦しています
88年と90年の2回、ランキング2位を獲得しているシルバーコレクター
しかしその後 ワールドスーパースポーツでタイトルを獲得し、イタリアの国内選手権では4度タイトルを獲得している実力者です
残念ながら病気のため2016年に亡くなっています
アーロン スライト
御存知ミスター8耐な人物
8耐を3連覇しながらもSBKでは僅かにタイトルに届かなかった
通算13勝、87回の表彰台、8回のポールポジション、ランキング3位を4回、2位を2回と実力は申し分ない正に無冠の帝王
98年はフォガティと僅か5.5ポイント差
惜しい…とにかく惜しい
ライダー引退後はツーリングカーレースで箱車職人にジョブチェンジ
芳賀紀之
無冠の帝王日本代表
最も世界一に近づいた日本人
激しい走りからついた愛称がニトロノリ
2位になること3回、3位になること4回
超実力派なだけに惜しい惜しすぎる…
スピーズがいなければ…
ヤマハに残っていたら…
アプリリアがGPに行かないで本腰いれてもっとやっていたら…
等々、タラレバがあんちくしょうなのです
ルーベンチャウス
画像がSBKじゃなくて失礼
しかしドリフトしてるこの写真があまりにも頭に残っていたもので採用決定
走りの如くニックネームはスパイダーマン
顔はイケメンでウホッ
SBKではランキング2位を1度獲得
次の年にmotogpに出場し、プライベーターのドゥカティで3位表彰台を獲得
その年のルーキーオブザイヤーを獲得した実力派です
その後GPでは成績が振るわずSBKに戻ってくるも以前のような輝きは取り戻せませんでした
レジス ラコーニ
写真はGP500時代の物
ギャリーマッコイの相棒でしたねぇ~
レッドブルを始めて知ったのはこのマシンでした
GP500でも勝利経験のある実力派です
SBKでは2004年にランキング2位を獲得
その後は目立った成績は残していませんが、カワサキで玉田選手の相棒になったりと長きに渡って活躍
GPとスーパーバイク両方で勝ったことがある貴重なライダーです
クリス バーミューレン
これまたGPの写真で失礼
雨の魔術師の異名をもつオージーライダー
GSV-Rで唯一勝った男です
そしてバーミューレンといえばこの帽子が微妙に可愛い
ワールドスーパースポーツでチャンピオンを獲得するも、SBKでは惜しくもランキング2位
GP参戦後、SBKに戻ってくるも成績は奮わず
バリーシーンの秘蔵っ子としても有名ですね
これまたGPとスーパーバイク両方で勝ったことがある貴重なライダーの1人
レオン ハスラム
2010年、スズキでランキング2位を獲得した通称ポケットロケット
GP→SBK→BSB→SBK→BSB→SBKと、様々なクラスを戦ってきた苦労人
それに加えて8耐にも良く来てくれるので好感度は高いです個人的に
所属したメーカーも多岐に渡り、SBKだけでもホンダ、 BMW、ドゥカティ、カワサキ、スズキと一通り乗った感があります
後はヤマハだけか?と思いきや今年からはホンダに戻ってまいりました
マルコ メランドリ
嫁?さんがスーパーモデルみたいなメランドリ選手
125クラスの最年少デビューと最年少優勝記録をもつイタリアの元神童
2002年には250のチャンピオンにもなりました
しかし最高峰のmotogpクラスでは2005年の2位が最高とシルバーコレクターぶりを発揮
スーパーバイクでは2011年のランキング2位が最高という、GPとSBK両方で無冠の帝王となってしまいました
実力派なのに運が無く、motogpの時にカワサキワークスに移籍した際は、移籍した途端にワークス撤退が発表されてしまうという運の無さ
しかしマシンは好調で、プライベーターながら2位表彰台を獲得し年間ランキング10位を記録しました
正に無冠の帝王とはこの人のための言葉かもしれません…
ユージン ラバティ
珍しいアイルランド出身の元motogpライダー
マイケルとジョンの兄2人もレーシングライダーで、GPを走っていたマイケルラバティの名を知ってる人は多いのではないでしょうか?
アイルランドの青木三兄弟みたいなもんですね~親御さん大変だったろうなぁ
ワールドスーパースポーツでランキング2位を2回、スーパーバイクでは2013年にランキング2位を獲得している実力派だけど無冠です
motogpには2015年と2016年に参戦しており、最高で4位を獲得しています惜しいなぁ
チャズ デイビス
ノレてる時はレイをも凌ぐ走りを見せる、無冠の帝王が現在最も似合う男
ノレてる時の自由自在にスライドを駆使した豪快な走りが特徴であり魅力的
2011年のワールドスーパースポーツ王者で、デイトナ200でも優勝している実力派
現在、パニガーレV4Rになり苦戦気味ですが、まだまだやれるってところを見せてもらいたいものですね
レディングに負けるな!!